インプラント

インプラントは、チタン製の人工歯根を顎（あご）の骨に埋め込み、その土台の上に人工歯を形成することで、天然歯のような噛み心地と見た目を実現できます。

メリット

• 自分の歯のようにしっかり噛める
• 見た目が自然で違和感が少ない
• 周囲の健康な歯を削らずに治療できる
• 噛む力が顎の骨に伝わり、骨が痩せにくい

デメリット

• 外科手術が必要（顎の骨に人工歯根を埋め込む）
• 骨や全身の健康状態によっては適応できない場合がある
• 保険がきかず、費用が高い
• 治療期間が比較的長い（数か月～半年程度かかることも）

ブリッジ

両隣の歯を削って土台にし、橋のように人工の歯をかぶせて補う方法です。固定式で違和感が少なく噛みやすいですが、健康な歯に負担がかかります。

メリット

• 固定式なので違和感が少なく、安定して噛める
• 外科手術の必要がない
• 治療期間が比較的短い（数週間程度）
• 保険診療が可能な場合がある

デメリット

• 健康な両隣の歯を大きく削る必要がある
• 支えとなる歯に負担がかかり、将来的に傷むリスクがある
• 清掃が難しく、虫歯や歯周病のリスクが高まる
• 土台の歯が弱いと適応できない場合がある

入れ歯

失った歯の部分に取り外し式の人工歯を装着する方法です。費用を抑えやすく多くの歯を補えますが、違和感や噛む力の弱さがデメリットとなります。
取り外し式の人工歯です。

メリット

• 外科手術の必要がない
• 比較的短期間で作製できる
• 保険診療が可能（費用を抑えられる）
• 多くの歯を一度に補うことができる

デメリット

• 違和感や異物感が出やすい
• 噛む力が弱く、硬いものが食べにくい
• バネや見た目が気になる場合がある
• 顎の骨が痩せて合わなくなることがあるため、調整や作り直しが必要になることも多い